1950-04-12 第7回国会 衆議院 通商産業委員会 第31号
○山本参考人 火薬類と申しますのは、これは化学物質でございます。これを軍事的に使えるか使えないかということは、どんな軍事的に使うかということでございます。軍事と申しましてもいろいろございましよう。旧法令にございます軍用火薬類ということが非常にあいまいであつて、軍用火薬類という字句が、はなはだ本質の不明瞭なものであつたということを私が申しましたことは、要するに軍というものは一体何ものか。陸軍とか言いましても
○山本参考人 火薬類と申しますのは、これは化学物質でございます。これを軍事的に使えるか使えないかということは、どんな軍事的に使うかということでございます。軍事と申しましてもいろいろございましよう。旧法令にございます軍用火薬類ということが非常にあいまいであつて、軍用火薬類という字句が、はなはだ本質の不明瞭なものであつたということを私が申しましたことは、要するに軍というものは一体何ものか。陸軍とか言いましても
○山本参考人 お答えいたします。ここに業者と書きましたのは、私多少用意をして書きましたのでございますが、それは製造業者それから従業者も消費者も販売業者もすべて含む、そういう仕事に当る人、こういう気持でございます。と申しますのは、この危害予防規程の制定につきましては、当然労働者の意見が入ると思うのであります。ものを使います場合にも、これは従業者が保安教育を受けてやるわけでありますから、すべての場合そういう
○山本参考人 銃砲火薬取締法に代るべき火薬類取締法案——新法案を通読いたしまして、きわめてさわやかな感じを受けました。それは銃砲火薬類取締法を根幹とする一連の法規命令——旧法令は、嚴密周到な構成でありますが、私ども科学技術者にとりましては、まつたくその難所を嘆ぜざるを得ないからであります。この旧法令は、性格のまるきり異なる銃砲と火薬類とを一つにとりまとめたところに苦心もあり、また無理もできたと考えます